筋肉の維持は健康な生活を送るためにも重要なポイントになります。
適度な食事と運動によって筋肉の分解と合成のバランスをとることで、健康的なからだを作ることができます。しかし最近ではテレワークなど、自宅にいる時間が増え、運動不足が続くと、筋肉量が減り健康をキープすることが難しくなってきます。
そんな現代人の味方が植物性たんぱく質です。
植物性たんぱく質、とくに大豆に含まれるたんぱく質を摂取すると筋肉量の維持をサポートすることがわかっています。
働き方の変化により、テレワークが増えているときこそ、大豆たんぱく質を積極的に摂ることが重要です。
たるんだボディを引き締めたい、余分な脂肪を落としたい、美しいボディラインを作るには食事制限と運動が必要です。しかし、目に見えた効果が得られない、逆にムキムキになるのは避けたい、など調整が難しいものです。
そのバランスを整えてくれるのが植物性たんぱく質です。植物性たんぱく質は、食物繊維などダイエットに役立つ成分が含まれています。さらに、大豆に含まれるたんぱく質は筋肉量の維持のサポートを行います。
運動と食事により筋力量をコントロールすることで、理想のボディラインに近づけることができます。
体を鍛えるときの食品といえば、アスリートやボディビルダーが摂取する乳を主原料とした「プロテイン」や、鶏ムネ肉を使ったサラダチキンなど、動物性たんぱく質を連想する人が多いのではないでしょうか。
しかし、効率よく筋肉を作るには、動物性たんぱく質と植物性たんぱく質を1:1の割合で摂ることが重要であることがわかってきました。※)
現代の食生活は動物性に偏る傾向があり、大豆食品から良質な植物性たんぱく質を積極的に摂取することが体を鍛えるために重要なポイントです。
※) 二川健ら「大豆たんぱく質研究vol20 2017」
たんぱく質は動物性と植物性をバランスよく、一日を通してコンスタントに摂ることが大切です。
最近はたんぱく質ブームもあり男性も女性も十分な量のたんぱく質を摂っていますが、肉や魚などの動物性たんぱく質を、晩御飯にまとめて摂る傾向があることがわかっています。 ※)
朝は忙しさから、食事をついつい怠りがちです。調理が簡単な大豆食品を利用して 、一日のはじまりから積極的に植物性たんぱく質を摂るように心がけていきましょう。昼食は麺類や丼ものなど、炭水化物に偏ってしまうため、間食としてたんぱく質を摂ることもおすすめです。手軽なバータイプを利用して小腹がすいたら植物性たんぱく質を摂る習慣をつけておくといいかもしれません。
※)厚生労働省「平成30年 国民健康・栄養調査」